詩情を楽しむ 漢詩朗読DVD
 
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詩情を楽しむ 漢詩朗読DVD
漢詩朗読六十撰

朗読:左大臣光永
収録時間:1時間24分
制作: 有限会社イーストタウン
価格 2,200円 【税込み・送料無料】



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喜び、悲しみ、怒り、理不尽、挫折、落胆、理想、友情、生き様、教訓など、漢詩は人間がその生涯で遭遇するであろう様々な感情や感慨を巧みに豊かに表現し、時代を超えて愛されてきた文学です。
中国生まれの漢文を日本語で理解するための「漢文読み下し」は独自の漢籍文化となり、日本人の人間形成に大きな影響を与えてきました。
かつて日本人の教養の根幹を成した漢籍文化は衰退したものの、様々な漢詩の一節は今も日常的に使用され、新たに漢詩に関心を寄せる人も、熱心な漢詩愛好家も決して少なくありません。それは漢詩を読み下す言葉のリズムが日本人の言霊に重きを置く精神文化に合っているからかも知れません。
本DVDは詩情豊かな朗読で漢詩音読のすばらしさを再発見していただくことを目的としています。
本DVDはその一節をどこかで「読んだことがある」「聞いたことがある」あるいは「なんとなく知っている」といった漢詩で大半を構成しています。「原文は読めないけれど、読み下し文を聞きながら文字を追えば大体の意味を理解し、詩情を楽しむことができる」と思われる方も多いに違いありません。
そして、様々なジャンルの音楽と情感溢れる朗読は書物からでは得られない詩情を楽しむことができます。
さらに、聞いて、覚えて、口ずさむといった素読の学習にも最適なDVDです。
さあ、漢詩は詩情を楽しむところから始めましょう!

 
 1. 雑詩 【陶淵明】 歳月は人を待たず  31. 梁甫吟 【諸葛孔明】 力は能く南山を排し、文は能く地紀を絶つ 
 2. 歸去來辭 【陶淵明】 帰りなんいざ 田園将に荒れなんとす  32. 己亥歳 【曹松】 一将功成って万骨枯る 
 3. 挽歌詩 【陶淵明】 生有れば必ず死有り  33. 大風歌 【劉邦】 威は海内に加わって故郷に歸る 
 4.  黄鶴楼 【崔顥】 昔人 已に黄鶴に乗りて去り  34. 垓下歌 【項羽】 虞や虞や汝をいかにせん 
 5. 送祕書晁監還日本國 【王維】 積水 極む可からず  35 七哀詩 【曹植】 
     願はくは西南の風となり とおく逝きて君が懷に入らん
 
 6. 送元二使安西 【王維】 君に勧む 更に盡くせ一杯の酒  36 春暁 【孟浩然】 春眠暁を覚えず 
 7.  送別 【王維】 白雲は尽くる時無し  37. 対酒 【白楽天】 蝸牛角上 何事をか争う 
 8.  去者日以疎 【作者不詳】 去る者は日にもって疎し  38. 憶江南 【白楽天】 江南好し 風景 旧より 曽て諳んず
 9. 春夜 【蘇軾】 春宵一刻値千金  39. 桃夭 【詩経】 之の子 ここに嫁がば 其の家人に宜しからん
10. 念奴嬌 【蘇軾】 人間は夢の如し 一樽もて還お江月にそそがん  40. 無題 【夏目漱石】 空中に独り唱す 白雲の吟を
11. 春望 【杜甫】 国破れて山河在り 城春にして草木深し  41 愛酒詩 【坂本龍馬】 酒は呑む可し 酒飲む可し
12. 春夜喜雨 【杜甫】 好雨 時節を知り 春に当って乃ち発生す  42. 偶成 【西郷隆盛】 児孫の為に 美田を買はず
13. 登岳陽楼 【杜甫】 昔聞く洞庭の水 今登る岳陽楼  43. 馬上少年過 【伊達政宗】 馬上 少年過ぐ
14. 蜀相 【杜甫】 とこしえに英雄をして涙襟に満たしむ  44. 送夏目漱石之伊予 【正岡子規】 
     僻地 交遊少なく 狡児 教化かたからん
15. 秋来 【李賀】 恨血 千年 土中の碧  45 不識庵撃機山図 【賴山陽】 鞭聲粛々 夜河をわたる 
16. 夢天 【李賀】 遙かに望めば斉州 九点の煙  46. 本能寺 【頼山陽】 吾が敵は正に本能寺に在り 
17. 祭猫 【梅堯臣】 五白の猫を有してより、鼠は我が書を侵さず 47. 芙蓉楼送辛斬 【王昌齢】 一片の氷心 玉壷に在り 
18. 夜聴鄰家唱 【梅堯臣】 夜中 未だ眠りを成さず  48. 出塞 【王昌齢】 万里長征して人いまだ還らず 
19  涼州詞 【王翰】 酔うて砂上に臥すも君笑うことなかれ  49. 閨怨 【王昌齢】 閨中の少婦 愁いを知らず 
20. 涼州詞 【王之渙】 春光度らず 玉門関  50. 除夜作 【高適】 故郷 今夜 千里を思う 
21. 遊山西村 【陸游】 笑う莫かれ 農家の臘(ろう)酒のにごれるを  51. 偶成 【朱熹】 少年老い易く学成り難し
22. 書憤 【陸游】 千載 誰か伯仲の間に堪えたる  52. 悼柔石 【魯迅】 看るに忍びんや 朋輩の新鬼と成るを 
23. 月下独酌 【李白】 暫く月と影とを伴い 行楽須らく春に及ぶべし  53. 沁園春 雪 【毛沢東】 風流の人物を数えんには なお今朝を看よ 
24. 春日醉起言志 【李白】 世に處るは大いなる夢の若し  54. 梅花落 【鮑照】 中庭に雜樹多きも ひとえに梅の為に咨嗟す 
25. 黄鶴楼送孟浩然之広陵 【李白】 唯見る長江の天際に流るるを  55. 燕歌行 【曹丕】 汝独り何の罪ありてか河梁に限らる 
26. 代悲白頭翁 【劉庭芝】 歳歳年年 人同じからず  56. 詩一首 【寒山】 快活に石頭に枕し 天地の変改するに任す 
27. 飲馬長城窟行 【陳琳】 長城 何ぞ連連たる、連連として三千里  57. 渡河北 【王褒】 心は異方の楽を悲しみ 腸は隴頭の歌に断たる 
28. 苦寒行 【曹操】 北風 聲 正に悲し  58. 登科後 【孟郊】 昔日のあくせく 誇るに足らず 
29. 短歌行 【曹操】 酒に対して当に歌うべし 人生幾何ぞ  59. 七哀詩 【王粲】 路に飢えたる婦人有り 子を抱いて草間に棄つ 
30. 歩出夏門行 【曹操】 烈士暮年 壮心やまず  60. 詠史 【左思】 世冑は高位を躡み 英俊は下僚に沈む 



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